ユーザー車検
(ナンバー変更なしの構造変更の場合)

ユーザー車検は今回で2回目。前回いろいろな事情に迫られて、しかも思いつきで急遽ユーザー車検を受けてから、その手軽さと無駄な費用がかからず、あまりにも安く済ませる事が出来た事を忘れられず、今回もチャレンジしてみました。あれほどの改造をしておきながら、公認であることに誇りを感じる為、そのまんまラインに通してみました。

※東京陸運支局(鮫洲)での検査を例に紹介しています
※ナンバー変更を伴う場合や、通常の継続検査とは若干違いますのでご注意ください

前回との違い
前回の車検 今回の車検
検査内容 継続検査及び
構造変更(キャンピング仕様,全長、幅、高変更)
ナンバー変更あり
継続検査及び
構造変更(車高UPのみ)
ナンバー変更なし
車両の変更点 基本的には現在と変わらないが
当時はF2.5/R3.5インチUP仕様
初めてのキャンピング車登録
前回より10cm前後車高がUPされている
フォグランプ1セット、サーチライト増設
バックフォグをランプステーから埋め込みヘ変更
事前点検 以前勤めていた会社の自工で一応見てもらった。
と言っても、運行前点検程度の点検だけ
車齢が7年(8年目)であるのと、大幅な改造及び
近年の私の車の扱い方が大変激しいので、いい機会だと思い
三菱にて点検・整備した


ある車との比較例

そのある車とは
隣に住んでいるスペースギア乗り
・1997年式
・2.8DT/スーパーエクシード/ホワイト
・8インチUP仕様
・ランプ類の数はほぼ同じ

上記の車を、改造4駆の車検整備を多く行う、ある町の整備工場に、車検及び構造変更を依頼した時の例です。ただし、そのデータは2000年の車検時のものです。

比較車 私の車 備考
事前検査
及び整備
整備費用 車検整備基本工賃
三菱整備点検基本セット(B)
¥17,100 - ¥8,000
本来は¥17,100だが、私は愛車無料点検を受けていなかったのと、その愛車無料点検に含まれるオイル交換も断ったので、合わせて¥8,000のサービスを三菱の薦めにより受ける事が出来た
¥30,000 ※¥9,100
スチームクリーナー ¥10,000 サービス
車体ブラックペイント ¥6,000 無塗装
光軸等、各種測定調整 ¥5,000 ※¥3,600 車がでかすぎて、三菱のラインに入らなかったので、陸運局の目の前にあるテスター屋さんにて光軸とサイドスリップを測定及び調整
構造変更手数料 ¥12,000 なし
登録書類費用 ¥3,500 なし
部品取り外し(フォグランプ、他) ¥7,000 なし
リア・ブレーキパッド交換工賃 ¥4,200 なし
リア・ディスクパッド・キット(部品) ¥7,500 無交換
ブレーキ・オイル交換工賃 ¥3,500 なし
ブレーキ・オイル(部品) ¥2,000 無交換
オイル・エレメント(部品) ¥3,900 無交換
エンジン・オイル ¥7,000 無交換
バックランプ修理 ¥3,500 なし
ナンバー球 ¥600 無交換
代行手数料 ¥15,000 なし
足回り点検・グリスアップ サービス
フロント・ホイルアライメント
リア・ラテラルロッド調整
サービス 車がでかすぎて、三菱のラインに入らなかったので、アナログ手法により測定及び調整
LLC交換工賃 サービス 任意による交換依頼
LLC(部品) ¥3,000 任意による交換依頼
インパネ・スイッチバルブ ¥470 部品のみ発注、任意による
陸運局にて 自賠責 ¥27,600 ¥32,450 8ナンバーのほうが高い
重量税 ¥63,000 ¥37,800 8ナンバーのほうが安い
印紙代(車検手数料) ¥1,500 ¥1,500
用紙代・代書費用 ¥1,300
合計 (消費税含む) ¥218,835 ¥89,220

1、まずは予約をしよう
東京陸運支局 TEL 03−3458−9237
テレフォン案内(FAX可) 03−5461−2288
検査には予約が必要です。上記のテレフォン案内により情報を聞いたりFAXで取り出したりできます。内容を理解できたら予約をします。プッシュ回線であれば電話で予約が出来ます。メモの用意を忘れずに。また、FAX受信できるのならば、予約番号を受信する事が出来ます。 検査ラインのイラストもFAXで受信できるので、よく予習をしておくと当日無駄な緊張をする必要は無いでしょう。
今回の私の場合は構造変更も伴う為、継続検査の予約の必要が無く、構造変更のみの予約だけでよかった。もちろん継続検査のみの場合は、継続検査の予約のみで良い。また、特例ではあると思うが、空いていれば予約していなくても検査を受けさせてくれる場合もあるようです。実際そのような人を今回見かけました。

車検当日

光軸、サイドスリップ等、比較的簡単な検査、整備は当日の検査前に手軽に出来ます。陸運局の目の前に、民営の整備工場があるので、特に予約の必要も無く出来ます。また検査で引っかかった軽微なものならば、そこで改善し再び検査を受ければよいでしょう。
持ち物
車検証
自賠責証明書
自動車納税証明
印鑑(サインでも可能だった)
お金
予約番号を控えたもの
2、書類作成・自賠責の確認
・C館にて車検申請用紙を購入し記入する
・自賠責の継続希望者はここで申し込むこともできる
用紙自体は35円だが、自分で記入するのが面倒な方、または不安な方はその場で代書を依頼する事が出来る。継続検査のみの場合はそのときに用紙代、代書代を支払う。私は今回、構造変更もあるので、検査後に変更箇所の訂正があるので、検査が終了したらまたここに戻ってきて、もう一度代書してもらう。そのときに代書代を支払えばよい。
同時に自賠責の申し込み及び、支払いをする。保険会社により、任意保険と同じ名義で契約すると、割引がある保険会社もあるので、事前に良く調べてみよう。ちなみにここで、全ての保険会社と契約できるわけではないので、必要ならば問い合わせてみましょう。
3、検査申し込み
検査受付にて予約番号を言い検査申し込み、及び書類の確認
検査ライン(以下、ライン)のある建物の入り口の所に小さな部屋があり、そこに検査を受付る部屋があるので、そこで申し込む。そのときに各書類の不備を確認される。万が一不備、不足がある場合は受付してもらえない。予約番号を聞かれ、申し込みが成立すると、並ぶラインの番号を指示される。検査内容等によりラインは違うので注意してください。ちなみに構造変更は1番のラインでした。
余談ですが、相変わらずシャックルにはうるさいようですね。「私は車はコイル・リジッドなのでブロックキットです。シャックルではありません。」と言ったら、「あっ、そう」で終わってしまいました。
4、いよいよラインに突入
・・・の前に、必ずスペアタイヤを外しておこう。前回私はそのことを知らず、いったんラインを出て、外すように指示された。仕方ないので、脇の駐車場で外して、外したタイヤはそこに置いておいて、再度検査ラインに並んだ。今回はすでに外しておいたので、その心配は無かった。そして継続検査とはいえ、キャンパーキットを積んでいる場合は、ある程度組み立てて検査を受ける必要がある。ですので、ここで組み立ててラインに並ぼう。初めてキャンパー登録をする場合は、内寸等をきっちりと計られるので、きっちりと組み立てておき、質問されたらはっきり答えられるようにしておこう。
  • 今回は構造変更のため、1番のラインで検査が行わられる。まずラインの入り口に、柄のなが〜いハンマーを持った検査員がいるので、そこで一旦停車し、各灯火類の点灯確認、外見上の異常が無いか、キャンパーキットの確認、構造変更の質問をされる。ここでOKが出たらやっと入る事が出来る。
    私は今回、ここでタイヤがはみ出ていたので引っかかったが、何とかごまかしてやっと合格。また、前回は初回のキャンパー登録だったので、中ほどの検査場でみっちりと計測、質問された。
  • 次にラインに入り、サイドスリップ、フットブレーキ、サイドブレーキ、車速(メーター誤差)、の検査が行われる
  • 前輪、後輪と、別々に車重の測定が行われる。
    面倒なので、ルーフボックスの中身もそのままで受けたら、ななっなんと!車両総重量が2,875kgでした(^^ゞ
  • 車高の測定及び、光軸の測定が行われる。検査官により多少違うようである。
    前回はライトバーで計られたが、今回はロールタープで計られた。検査員により解釈が違うようです。
  • このラインには下回りを見るピットが無いので、ピットのあるラインに並びなおして、下回りの検査を行う。
  • 全て合格したら、書類に合格印をもらい、C館に戻り再度書類作成する。
構造変更の場合は、オートで検査する事はできないので検査員が付いて周るが、通常の継続検査はほぼオートで行われる。各検査機器の前で一旦停止し前車が終了したら入庫信号が青くなるので、信号に従って検査機器に入る。後は機会の指示に従い車を操作してする。検査記録ヘの記録も機械によって行わられるので、一旦車から下車し、その記録する機械に用紙を挿入する必要がある。ですのではじめての人や、機器に自信のない人は検査員に付いてもらうか、検査前に見学して予習をしておく必要があるでしょう。何も知らずてこずると、周りから顰蹙を買うのは必至です。
5、車検証申請用紙の作成
今回は構造の変更のため再度書類を作成し、車検証申請用紙の作成をする。その後重量税を支払い、その書類一式を持って陸運局(A館)ヘ。
6、車検証の交付
A館にて、書類一式を提出し、車検証の交付待ち。名前を呼ばれて車検証を受け取ったらすべて完了。特に何も引っかからずにスムースに進めば、この時点で1時間から1時間半で全て完了。
また、新たなナンバー交付の場合は、またまたC館ヘ行き、ナンバープレート交付窓口にて車検証と引き換えに新ナンバープレートと、封印を受け取る。それを自分で取り付けて車に乗り、検査員の元ヘ行き、台車番号とナンバー、車検証、封印の確認が行われ、間違いが無ければ車検証を返してくれる。これで全て終了。検査標章シールを張り替えるのを忘れ無いようにしましょう。

後記
冒頭にも書いたが、ユーザー車検は今回で2度目でした。基本デザインはあまり変わっていないが、車高が大幅に上がっているので、正直言って不安でした。案の定リアタイヤがはみ出ているとの事で、危うくラインから追い出されるところでした。しかし、車高は上がったもののそれ以外は何もかも前回のユーザー車検時と変更箇所は無い!といい続けました。埒があかないなと思っていたら、そヘえやや年配の検査員の方がやってきて、私と話をしていた若い検査員が相談をはじめました。だがその年配の検査員の方は「前回と変わっていないんだったら良いんじゃないの」と言ってくれて、晴れて堂々と、ラインに入る事が出来ました。前回も自分で受けておいてよかったとつくずく思いました。思い起こせば前回は大変でした。前回もそのまんまで行ったので、いろいろといちゃもんをつけられました。しかし私も、こう言われたらこう言い返そうとか、フォグランプのスイッチの所に”走行中は点灯禁止!!”と、テプラで作って貼っておいたりと大変でした。
金額的にはただ単に継続検査だけだったら大きな差は無いようです。無駄のほとんどが洗車だとか、○○交換だとか、それに伴う工賃です。代行手数料は一人に人間を何時間も拘束するわけだからある程度は仕方ないけど・・・・。今回は私のような車が車なだけに、自分でやると大差が出ました。チャレンジしてみようと考えている方は、よく考えて、よく計算して決めてくださいね。

2001/06/11

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