オーバードライブスイッチ修理

デリカ系BBSで有名な”O/Dスイッチ不良”の原因は、明らかなメーカーのミス(厳密にはパーツメーカーだが、責任はメーカーにあるでしょう!)によるもの。リコールと言ってもいいと思われる破損だが、メーカーからは何の発表もない。後期型では材質の変更を行い”対策らしきもの”は行ったようだが、相変わらずそれで”完了”としている。しかし、対策したってことはメーカーとしても何らかを認めたってことでは?
小さなマイナスドライバーでスイッチのキャップを外します
レバーの後ろ側に小さな穴があります。この穴の中に、中身のスイッチを固定するための中空パイプが刺さっています。これのおかげでレバー丸ごと交換になってしまいます。ねじ式だったら中身の交換で済むのに・・・
この作業が一番大変だとおもいます。この穴に針のようなものを刺して、中空パイプを抜き取ります。ただの針金だと柔らかすぎてしまい、うまく引き出すことができません。また、キリのようなものだと太すぎて穴に入りません。私はキーホルダーなどに付いているリングを利用しましたが、安全ピンとか縫い針などがいいかもしれません。根気と努力を必要とします
抜き出すコツはうまく文章では表現できないのですが、針の先を少し曲げたり、少し傷をつけて引っ掛かりがいいようにすると良いと思います。
抜き取るとこのような”中空パイプ”でした
この黄色線のように刺さっておりました。
次はスイッチを抜き出すのですが、このままではなかなか出てきません。ケーブルを押し込んでテンションを緩める必要があります
レバーの中間部分からケーブルが出ているのですが、ビニールの皮脂が被さっているので、切れ込みを入れて(もしくは切り取って)ケーブルを押し込みます
するとスイッチ部分が少し出てきますので、ケーブルを押し込みながらラジペンか何かで引き出します。無理に引き出そうとするとケーブルが切れる恐れがあるので慎重にやりましょう!
ちょっと見づらいと思いますが、バネがはみ出てきてしまっているはずです。ここが材質の欠陥で一部分が折れてしまいバネが飛び出してしまい、スイッチを押し出すテンションが弱まり、”カチッ”とならなくなってしまうようです
結局いじっている間に取れてしまいました。しっかし、こんなに小さくて薄っぺらなもので、数百・数千回のアクションに耐えらるはずないでしょう!?まあ、あまりO/Dを操作しない方でも壊れているようなので、きっと経年変化も激しいのではないでしょうか!?
構造自体はいたってシンプル
これがバネ
バネの先の曲がりが重要!この先がスイッチ(白い部分)に引っかかり、カチッとなるのですが、テンションが弱まると引っかからなくなってしまいます
これは取れてしまう前の画像ですが、割れているのがわかりますか?
このようにしてバネのテンションを受け止める部分です
折れて取れてしまったので、何かを詰め込まなくてはなりません。私はプラスチックを適当な大きさに切って、詰め込みました
程よい大きさの鉄板があったので底板を作りました。スイッチの底面にこれまた程よい大きさの穴があったので、それをねじ止めで固定しました
底面だけだと弱いので、側面までの大きさにしました。(実はこのレバーは2本目で、1本目は底面のみに接着剤で貼り付けたのですがすぐにはがれてしまい、またまたスイッチが利かなくなってしまったのです(^^ゞ)側面には若干の隙間があるので、多少大きめに切って、鉄板を挟み込むようにしてみました
キャップを元に戻して出来上がり!さ〜て、いつまでもつかな??

 

繊細な作業ですので、このての作業が苦手の方には辛いかもしれません。しかし、原因が原因です!たかがこれだけのためにレバーごと交換だなんて許せない!!工賃も含めると10K越え?自分で交換するにしても部品代だけで6〜7Kだなんて、ボッタグリもいいところ!!どうせ交換するのなら、ぜひ一度チャレンジしてみましょう

この作業にあたり、各個人HPのBBSの書き込み等を参考にさせていただきました

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